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BALENCIAGA バレンシアガ」Fall 2013
就任が決まった時は話題だったのに、意外にサラリと発表された
アレキサンダー・ワンによるバレンシアガのデヴューコレクション。
アメリカ系アジア人という、フランスの老舗メゾンとしては異例のことですが〜
ワンに対しては「そつなくこなす、現代っ子」というイメージ
ニコラ・ゲスキエールのファンだったと思われるので(予想)
彼の後継者という喜びとプレッシャーは相当なものだったんじゃないでしょうか?(予想)
作品の方は、モノトーンがメインでシックでコンパクト
パフュームボトルのキャップにもなっている、大理石調プリントがポイントに。
クリストフル・バレンシアガのクチュール作品を、パーツ別に多少感じながら
お得意の丁度良いトンガり具合で、リアルに落とし込んでいるのも彼らしいとこ。
ニコラが築き上げたブランドイメージが強すぎて、物足りなさはありますが
まぁ、ファーストコレクションなので、次にも期待しましょう!






スッキリまとめられたタイトなヘアとナチュラルメイクでクリーンに。
染色されたファーがとシルエットが美しいです

ワンの抜擢理由の中に、小物のデザイン力もあったんでは?(予想)
なんて期待をしてたんですが、ショーでは控えめでした。
チェーンのような留め具のハンドバッグ、露出の多いストラップシューズで
服を際立たせるデザイン。


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ALEXANDER WANG アレキサンダー・ワン」Fall 2013
先に発表された自身のブランドでは、暖かそうなボリュームがあるアウターも多く
まだ寒いので着たいものばかり〜
マーク・ジェイコブスのように、
自身のブランドとバレンシアガをウマく操っていくのかも、今後の見所の一つ。


「BALENCIAGA by Nicolas Ghesquiere」Spring 1998 Dedut Collection
思い出すこと16年前... ニコラ・ゲスキエールによるデヴューコレクション
LVMH 系などの数々のメガブランドのデザイナー交代劇の影に隠れながら
25歳というまだ無名だった彼の大抜擢!
ハイパークチュールのイメージが強いニコラの作品ですが、
コチラのデヴューもシックでした。
この時代のトレンドがミニマムっていうのもありましたがねぇ〜
日本で話題になるようになったのは2000年過ぎてからだったっけ。
2001年にあの "The First" という大ヒットバッグが生まれ、
ブランドの認知度と若い購買層の獲得、などなど偉大すぎる彼の功績。
後にモード界を引っ張っていった彼のデヴュー作、
今見ると感慨深いですね。そして今後の彼のクリエイションにも大きな期待!
語りだしたら止まらないブランドですがこの辺で...zzz
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